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[vol.17] 中型/小型ピッチングマシンに見る「フィールドフォースらしさ」

2025.09.26商品開発室
[vol.17] 中型/小型ピッチングマシンに見る「フィールドフォースらしさ」

 パートナー不要、一人でもできる練習用ギアなどが中心となるフィールドフォースの商品ラインアップにあって、飛びぬけて高価な中型/小型ピッチングマシン。当初、チーム単位での使用を念頭に置いて開発されたこれらの商品は、一見、異質な存在にも映るが、深堀りをしてみれば、これらもまた、フィールドフォースらしさが詰まった商品なのだ。

 

アーム式マシンへのこだわり

 中型アーム式ピッチングマシンFKAM-1501が66万円、小型アーム式ピッチングマシンFKAM-1001が55万円(いずれも税込み)と、他の商品とは一ケタ違う値付けが目を引く2商品。重厚感のある見た目だけでなく、性能も本格的な、これらの商品開発をさかのぼると、その源流はフィールドフォースがボールパークの運営を始めた、2016年にたどり着く。
 ピッチングマシンは大きく分けて、大きな2つのホイールでボールを挟むようにして、回転でボールを押し出し発射する「ホイール式(ウィール式)」と、金属製のアームでボールを保持して投げる「アーム式」の2つの種類に分けられる。ともに得手、不得手や、それぞれの利点、欠点はあるが、フィールドフォースがこだわったのは、実際に投手のボールを打つ感覚に近い、アーム式。ボールパーク第1号の足立ボールパーク1には、オープン当初、硬式用、軟式用合わせ4台のアーム式ピッチングマシン設置され、フル稼働していた。
 これは他社製の据え置き型マシンだったが、これらを使い込むうちに生じてきたのが、「もっと手軽に購入し、使えるマシンができるのではないか?」という疑問。これがFKAM-1001、FKAM-1501へとつながるマシン開発の起点だった。

 

1、2号機は多賀少年野球クラブへ

 2年の開発期間を経て、2018年11月にリリースされたのは小型のFKAM-1000。学童野球チームを主なターゲットに設定し、時速70~110kmのボールを安定したコントロールで投げてくれるアーム式マシンとして発売された。マシンの全高を120cmに抑えたことで、大人が2人いれば、分解などすることなく、ワゴン車にそのまま積み込める大きさもウリだった。
 FKAM-1000の1、2号機は、マシンが発売された2018年に高円宮賜杯全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメントで初優勝した、滋賀県の多賀少年野球クラブに、同クラブ出身の楽天・則本昂大投手からのプレゼントとして贈られたのだった。そして、現在も元気に同クラブの練習で活躍している。
 中型マシンFKAM-1500が発売されたのは、その1年3か月後の2020年1月。FKAM-1000よりも一回りサイズアップしたのは、球速を上げるため。こちらは90~140km/hの速度設定が可能になった。小型に比べ大きくなったとはいえ、こちらもハイルーフのワンボックス車であれば、倒さずにそのまま積載できるサイズにとどめている。

 

低価格、でも適正価格

 このFKAM-1000と1500における、フィールドフォースらしさとは何かといえば、価格設定にほかならない。
 用途と性能を考えれば、FKAM-1000の44万円、FKAM-1500の60万5000円(いずれも税込み、当時)という価格は、同レベルの性能を持つ一般的な商品の市場価格を考えれば、半額に近かった。そして、これが商品の売れ行きにも影響した。単に販売台数や売り上げ額の話ではなく、当初の狙い以上に、個人で購入するユーザーが多かったのだ。
 FKAM-1000、1500とも、当初、ターゲットに設定していたチームユーザーと比べても、個人ユーザーの比率が高く、その割合は50:50といったところだった。値段とコストパフォーマンスを天秤にかけ、個人練習の用途でも購入に値すると判断したユーザーが多かったということになる。
「FKAM-1000や1500は、ほかの同程度のマシンと比べれば安く感じるかもしれませんが、製品自体はウチの利益も考えに入れた価格設定です」
 フィールドフォース社長・吉村尚記が説明する。
「これまでの製品は、製造業者から卸し業者、代理店と、ユーザーの手元に届くまでの中間マージンが何重にも発生していたために、結果的に高価格になっていたにすぎません」

 

価格設定が引き起こした“練習革命”

FKAM-1001は150球、FKAM-1501は200球のボールを連続で打つことができる

 これを経済的観点から“価格破壊”と説明することもできるだろう。が、吉村はこう続ける。
「むしろ、ユーザー、プレーヤーの目線で考えたいですね。これまでチーム単位で購入し、全体練習でしか利用できなかったような機器が、個人でも手が届く価格になった、と。これって、ひとりでできる練習の幅が、かなり広がりますよね」
 大きくはないかもしれないが、新たな市場を開拓すると同時に、プレーヤーの練習のあり方にも影響を与えるほどの価格設定。自宅でも本格的ピッチングマシンを使えるとなれば、これは“練習革命”といってもいいのではないか──。
「そう考えると、まさにフィールドフォースらしい商品だと思いませんか?」

 

パーツ単位で繰り返したバージョンアップ

↓↓ ストッパー部分は可動式に変更された ↓↓

 こうして、FKAM-1000、FKAM-1500とも好調な売れ行きを見せていたが、1から開発した商品だったことに加え、中国の製造工場にとっても、初めて手がける大型機器だっただけに、発売間もない頃にはトラブルもあった。
「単純に、工作精度が低かったというのもあります」
 当時から修理工房でマシン修理にあたっている、営業企画部係長の井口大也が説明する。
「マシンの初期不良もありましたし、溶接部分が折れてしまった、なんていうレベルのトラブルもあったんです」
 これまで手掛けた商品とは比べ物にならないほどの、強度が求められるマシンだっただけに、改善すべき点も予想以上に多かったのだ。
 とはいえ、部品単位の交換により解決できる問題点も多く、その都度、FKAM-1000、1500はマイナーバージョンアップを繰り返すことで、完成度を高めていった。
「初期のマシンから比べると、変わらずに残っているパーツは、ほとんどないかもしれませんね」
 ただ、中には構造上の問題と認められた問題点もあった。ひとつはボール供給部のストッパー金具。
「アーム部分にずれや、ボールが当たって生じたゆがみなどがあると、この金具にアームが当たって、金具自体が変形したり、動きがおかしくなったりしてたんです」
 これはストッパー部分の構造を見直すことにより解決した。金具を固定せず、バネにより可動とすることで、アームが当たったときに、衝撃をいなす構造に変更した。
 当初は土台部分のフレームの形状にも問題があった。FKAM-1000、1500はボールの発射角度を調節できる仕組みにより、ゴロやフライを飛ばすことができ、守備練習にも使える、というのも特徴だったのだが、前面を一番下まで下げてゴロを発射する設定にすると、アームが前方のフレームに接触してしまっていたのだ。これは前方部分のフレームを一段、低く加工することにより、クリアランスを確保した。

↓↓ スピード調整のバネ連結部は「あそび」のある形に変更 ↓↓


 さらにもうひとつ、スピード調整用のバネを伸縮させるための調整ハンドルだ。このハンドルを回してバネの長さを調節、反発の強弱をコントロールすることで、スピードを変化させる仕組みになっているのだが、バネが強力なために、ハンドル周辺の破損が多かったのだ。これはハンドル自体を上下に動かせる「あそび」をつくる構造に変え、問題なく調整できるようになった。
 致命的とはいえないまでも改善が望まれた、これら構造上の弱点をクリアし、FKAM-1000はFKAM-1001へ、FKAM-1500はFKAM=1501へと、それぞれフルモデルチェンジしたのだった。

 

部品交換方法を動画で共有

 マシンの成熟度が高くなったとはいえ、練習の現場において、多ければ一日に何千球と投げ続けるマシンだけに、消耗品交換も含めたメンテナンスの需要は多い。
 価格設定にも影響した、販売経路のシンプルさは、ここでも役立った。ユーザーとフィールドフォースとのホットラインを設定することにより、タイムラグの少ない連絡と対応が可能になったのだ。
「マシンの構造を理解してしまえば、仕組みはそれほど複雑ではありません。修理というよりも、メンテナンスや部品交換で済むケースが少なくないんです」
 井口が説明する。
「そして、部品交換については、ほとんどの手順が動画にしてあります。それを見れば、多くの場合、こちらからは部品だけをお送りして、お客様自身で対処していただけるようになっています」
 これはユーザー側から見ても、時間がかからず、無用な「訪問修理費」もかからない、悪くない選択肢となっている。
 もちろん、それでもトラブル対応やメンテナンス需要は後を絶たず、井口は文字通り、日本中を飛び回る毎日ではある。「危険度のある、電気系を含む修理などは、私の方で直接、受ける以外にないですしね」。修理をし、なおマシンの問題点があれば中国の工場とやりとりをする、多忙極まる日々を送っている。

 

「らしからぬ」が「らしさ」に

 その後、小型/中型アーム式マシンは、SNSなどによる、口コミやユーザー自身による発信も手伝い、商品開発段階では想定になかった、高校や社会人チームでの使用も増えている。
「いろいろな意味で、われわれの販路を広げてくれた商品でもあります」。吉村がうなずく。「より幅広い層のユーザーの皆さまにお使いいただくことで、メンテナンスなど、対面でのやり取りの頻度も必然的に増します。そのために、学校や企業チームのグラウンドを訪問する機会が増えたんですよね」
 いまでは、ネット販売などと並んで、直接、グラウンドなどに訪問しての「外商」も、フィールドフォースの販路の柱のひとつとなっている。
「考えてみれば、小型、中型マシンの存在があったからこそ、現在の状況になっているんでしょうね」
 一見、フィールドフォース「らしからぬ」商品が、思いがけぬ結果を生み、結果として「らしい」状態を作り出している。決して、結果オーライではない。これもまた、挑戦を続けることで生み出された、必然なのだろう。

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